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ネオジム磁石

よみ ネオジムジシャク
英 Neodymium magnet
概要 希土類元素であるネオジム、鉄、ホウ素を主成分とした永久磁石。現在実用化されている中では、最強の磁石であり、携帯電話やハードディスク、電気自動車などのモーターなどに利用されている。鉄を多く含んでいるため錆びやすい事、温度上昇に伴い「保磁力」とよばれる磁石特性が低下するといった弱点がある。

気になる技術用語コラム

資源小国の逆境を跳ね返せ!資源節約・代替技術の開発(2011年3月6日)

経済面においては、もはや離れる事の出来ない相手となった中国。製造業では、製品の原材料であるレアアースの産出国としても、重要な地位を占めています。

例えば、ハイブリットカーのモーターなどに欠かせないネオジム磁石の原材料であるネオジムの産出量は、中国が世界の95%を超えています。

また、このネオジム磁石は温度が上昇すると「保磁力」が落ちるという弱点があります。それを防ぐために重レアアースであるジスプロシウムを加えるのが一般的です。このジスプロシウムは地球上の存在比がネオジムの10%程度であり、しかもこちらも90%以上が中国で産出されているのです。

2010年には、政治面での中国との衝突からレアアース類の輸入がストップするという事態が起こり、これを機にレアアースを使わない技術の開発が急がれています。ネオジム磁石についても、ジスプロシウムを用いる量を減らしたり、一切使用しない研究が進んでいます。

優れた製造・開発技術があっても、原材料を他国に依存する資源小国としての側面が浮き彫りになってしまいましたが、そんな苦しい状況だからこそ新しいアイデアが生まれ、新たな技術が開発されるというのも事実です。

逆境をチャンスにするのは、日本の製造業のお家芸!革新的な技術が生まれるのももうすぐかもしれませんね。

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